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#589 運動神経について

2023/10/04
おはようございます😄

体幹マスタートレーナーのガッキーです😁
ブログをお読みいただきありがとうございます😌

運動神経について
スポーツの上達が早かったり、身のこなしが上手かったりすると
「運動神経がいいな!」
と言われます。

実は、運動神経という言葉は、解剖学的にはありません。
「運動神経細胞(運動ニューロン)」ならあります。
運動ニューロン?
運動ニューロンという細胞は、「運動神経」と関連しそうですが、
脳からの指令を脊髄を経由して、筋肉へ届ける通り道だけだそうです。

この機能は、身のこなしや上達の早さとは直接関係ないとのことです。

運動神経に関係するのは、
大脳の三つの領域や小脳だと考えられています。

小脳
姿勢を調整したり(バランス)、手足の力加減などの調整をしたりする複雑な運動を
上手くこなすには
【小脳】の働きが重要です。

脳から筋肉へ信号を発信することで、様々な動きができます。
筋肉へ信号を発信するのは、
「大脳」の一次運動野という部分です。

「小脳」は、複数の筋肉へ信号を振り分けを担当します。
小脳は、一次運動野(大脳)、前頭連合野、運動前野などと連携しています。

どれだけ小脳に運動のプログラム(記憶)があることで、筋肉への伝達が行われることになります。
プログラムが多ければ多いほど、状況に合わせての筋肉の動きの調整ができます。
生まれ持っての運動神経
運動神経は、生まれ持ってのものと思われがちですが、
現在の研究段階では、
「遺伝子的な要因があるときけつけるだけの証拠はみつかていない」
とのことです。

運動神経のよさは、
「生まれ」
よりも
「育ち」
が大きく影響すると言われています。
スキャモンの成長曲線
スキャモンの成長曲線ということを聞いたこともあると思いますが、
神経系の発達は、
脳や脊髄、視覚器、感覚器などの成長曲線です。

生まれてから急激に発達し、成長期には成人と変わらないレベルにまで達します。
この神経系の発達時期に小脳に運動プログラムの経験を沢山させるかが重要だとされています。

運動にかかわる脳の構造や機能は、個人差はありますが
幼時から中高生までの成長期に変化します。

どれだけ運動する機会があるかが神経系の発達に大きくかかわります。

単純にスポーツをするだけでなく、公園で遊ぶ、海(川)で遊ぶ、山を走る
など様々な動きができる環境を与えることが大切です。

環境を作るには
保護者の方から、
「何かのスポーツを専念させた方がいいですかね?」
「自分(親)が運動が苦手だから子供も。。。」
と言われることが多いです。

僕は、
「お子さんと一緒に運動しましょう!」
「公園で走ったり、遊具で遊んだり、サッカー(キャッチボール)したりしてください」
と伝えます。
ただ、体力に自信のないお父さん、お母さんが多く躊躇している場合もあります。
「子供の成長を見守るためには、親が元気であることが重要ですよ」
「一緒に体を動かして、運動習慣を身に付けていきましょう!」
と付け加えます。

習い事(スポーツクラブなど)をさせることが全てではないと思います。
小さいころから一つの競技に限定する必要はありません。
「自分が、野球していたので野球をさせる(してほしい)」
「〇〇のチームに入るには、この時期から◇◇のチームに入っていなければ」
など言われますが、

「お子さんのゴールは、どこですか?」
「何歳にそれを達成させたいですか?」
と聞きます。
大体は、何となく答える親が多いです。

先ずは、子供の運動が無理なくできる環境を作ってあげることが、
運動能力を上げることだと考えます。



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