おはようございます😄
体幹マスタートレーナーのガッキーです😁
ブログをお読みいただきありがとうございます😌
コーディネーショントレーニング②
前回のブログで
子供のコーディネーショントレーニングの重要性について書きました。
読まれていない方は、読んでみてください。
今回は、コーディネーショントレーニング内容を詳しく説明します。
コーディネーショントレーニングの始まり
コーディネーショントレーニングは、
1960年代に旧東ドイツで研究が始まりました。
75年から85年頃に各競技の連盟がプログラムの開発に取り組みだしました。
※現在も研究と実践は続けられています。
基本となる7つの要素
- リズム能力
- バランス能力
- 連結能力
- 反応能力
- 変換能力
- 定位能力
- 識別能力
です。
専門的な技術を覚えるにあたっての前段階の動き作りと深く関わっています。
コーディネーショントレーニングの位置づけ
5歳か前後から急激に神経の発達していきます。
※スキャモンの発育曲線より
早い時期から専門種目を取り入れると急激に上達することは明らかです。
大きな落とし穴!!
早い時期から専門種目を行えば技術的には非常に高い能力を身に付けますが、
心と体の発育が追い付いていない分、
思春期をむかえるころに燃え尽き症候群に陥ったり、怪我をすることが多くなります。
そこで、
発育段階で身に付ける
基礎的・普遍的運動とスポーツなどの専門種目の間に
コーディネーショントレーニング
を取り入れることが大切です!!
”遊び”を通して、様々な運動経験することで
変幻自在に身体を操作するできるようになり、
将来あらゆるスポーツに適応でき様になります。
動きづくりにかかわる要因(グラントラット)
トレーニングは、
- 可動性を高めるストレッチ(スタティック、ダイナミック、バリスティック、ファンクショナル)
- エネルギー系(レジスタンス、有酸素系)
を中心でした。
これだけでは、合理的な運動は不可能に近いとされてきています。
合理的な運動を可能にするため、
脳神経系を刺激する
コンディショニングトレーニング
を取り入れることが大切となってきています。
7つの能力
①リズム能力
目や耳からの情報を動きによって表現することを可能にする
(マネッコ能力)
動きのリズムの現実化を可能にします。
②バランス能力
全身のバランスを保つことだけでなく、崩れた姿勢を素早く立て直すことを可能にします。
③連結能力
関節や筋肉の動きをタイミングよく無駄なく同調させることを可能にします。
④反応能力
合図を素早く察知し、適時にそして適切な速度によって、合図に対して正確な対応動作を可能にします。
⑤変換能力
急に状況が変わり、違う動きをしなければならないとき、条件にあった動作を素早く切り替えを可能にします。
⑥定位能力
決められた場所や動いている味方・相手・ボールなどを関連付けて、動きの変化を調整することを可能にします。
⑦識別能力
手や足、頭部の動きを微調整する際の視覚との関係を高め、ボールやラケットなどの用具操作を精密に行うことを可能にします。
この7つの能力を上げるためには、様々な動きを体に経験させることが重要です。
”遊び”を通して、子供たちはこの能力を自然と育てることができます。
できるだけ多くの刺激を子供のころの経験させて、能力を上げていきましょう!!